今回、3歳児たんぽぽ組さんと5歳児あお組さんで計10日間実習させていただきました。

　たんぽぽ組さんでは、全日実習をさせていただきました。ピアノを弾いたり、活動の声掛けをするなど、1日を通して子どもの前に立ってみることで様々な発見と学びがありました。設定保育では、宝探しゲームとフルーツバスケットを行いました。子どもの好きなイチゴやダンゴ虫を用い、春の季節感を感じてもらえるよう工夫しました。フルーツバスケットは初めて行う子どもが大半だったため、ゆっくりルールを確認しながら行いました。3歳児なりに理解しようとし、楽しむ様子が見られたため良かったです。入園したての3歳児と関わることは初めてでしたが、声掛けの方法や3歳児の特徴について新たな学びを得ることができました。

　あお組さんでは、海遊館への遠足に同行させていただきました。園の外でしか得られない経験を通し、子どもが多くの事を吸収している姿を見ることができました。子どもに配慮しながら園外に出向くことで、保育者視点で園外活動での注意すべき点や工夫点をみることができ、今後に生かしていきたいと感じました。また、運動会のマーチングに向けての練習を見学させていただきました。私は前回の実習でもあお組さんに入らせていただいたのですが、その時は運動会直前ということもあり、今回はまた違った視点でマーチング指導について学ぶことができました。

　2つのクラスを5日間ずつ見たことで、年齢差・月齢差を体感することができ、より子どもへの理解を深めなければならないと思いました。また、個々に適した支援を心がけることで子どもとの信頼関係を結ぶことができると感じました。この10日間で学んだことを活かし、これからも子どもと関わっていきたいと思います。10日間、貴重な経験をありがとうございました。